『朝の少女』マイケル・ドリス 灰谷健次郎 訳 新潮文庫[Amazon]

自然豊かな島で暮らす、誰よりも早起きで夢見がちな少女は、朝の少女と呼ばれている。そして弟は、夜が好きな少年、星の子と呼ばれている。姉弟の交互の語りによって、ふたりが両親や、自然、星、海から学び、成長してゆく様を、生命の繋がりを描いていく物語。

家族から学ぶもの、自然から学ぶこと、命との繋がり、純化された人と命の姿が見える物語です。
130ページという小編ですが、この物語から学べることは、とても深いものがあります。
そして、最後のページの衝撃は…人とは?文明とは?

朝の少女 (新潮文庫)

朝の少女 (新潮文庫)