自然豊かな島で暮らす、誰よりも早起きで夢見がちな少女は、朝の少女と呼ばれている。そして弟は、夜が好きな少年、星の子と呼ばれている。姉弟の交互の語りによって、ふたりが両親や、自然、星、海から学び、成長してゆく様を、生命の繋がりを描いていく物語。
家族から学ぶもの、自然から学ぶこと、命との繋がり、純化された人と命の姿が見える物語です。
130ページという小編ですが、この物語から学べることは、とても深いものがあります。
そして、最後のページの衝撃は…人とは?文明とは?
- 作者: マイケルドリス,Michael Dorris,灰谷健次郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1996/12
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (17件) を見る