横浜トリエンナーレ2005 アートサーカス(日常からの跳躍)

横浜トリエンナーレに行って来た。ナカニワダンスパフォーマンスの尹明希、金魚を観る。尹明希、公衆電話ARTを舞台に始まる。レンガ風の模様の生地を1枚1枚地面に置いて中央まで渡り歩く。中央まで来るとその生地を繋ぎ合わせて寝転がれるくらいの四角の舞台を作成。前半部分は体の伸縮と小刻みなリズムを刻むもの、後半は音ダンス。リンゴとナイフを持ち回転運動など。最後はリンゴを刻んでお客に配る。片づけをしてオープニングと同様生地を渡り歩く。見ている方たちの大半はトリエンナーレを観に来た一般客。どう受け止められるのかなと少々心配だったが、首を傾ける仕草が可愛いとか、とっても綺麗な踊りとか素朴に褒め称える人たちの声が聞こえて、ラストもきっちり拍手してくれていてなんだか嬉しくなってしまった。まあ、怖いものかもしれないよとお子様を遠ざける親御さんや、苦笑して立ち去る人たちがいるのも確か。