2008年観た映画

今年はアメコミ原作ものの年だったよなあ。なかでも『ダークナイト』の悪と正義を突き詰める姿勢には魂が震えた。センスが良い傑作と呼べる作品は多々あれど問いかけがこれほど残る作品はそうはない。『28週後...』は前作をはるかに上回るホラー傑作。『遠い道のり』台湾の音と風景をたどる道のりも心に残る佳作。『画家と庭師とカンパーニュ』『潜水服は蝶の夢を見る』フランス映画の素敵な部分を味わえた。『つぐない』文学的香気を味わえる作品ではこれが一番。ラストの告白では食材とは物語とは何だろうと泣けた。『愛おしき隣人ロイ・アンダーソン監督作品は初めてみたけれど日常が豊かに感じるすごい作品だった。ラストの突拍子のなさも最高!今年はこれと『ダークナイト』が同率1位といったところかな。


  1. アイ・アム・レジェンド』109シネマズグランベリーモール