池袋・鬼子母神・雑司ヶ谷

朝はちょこっと雨。men's FUDGEを読みながら新宿経由で池袋へ。ビッグカメラで「コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア」を買い、フクラ家でオムライスセットの昼食をとる。開演前に丸井をぶらついてから、野田秀樹 東京芸術劇場 芸術監督就任記念プログラム「ザ・ダイバー 日本バージョン」東京芸術劇場 小ホール1 を観る。終演後、西口をぶらぶらと。池袋って飲食風俗の敷居がすごく低い感じだよね。どこでも気軽にふらりと入れる気がするもの。コンビニで毛皮族のチケットを受け取って、雑多な町並みを散歩してから東口の皇琲亭で一服する。「玻璃の天」北村 薫 を読む。北村薫はやはり読み手の知識欲を煽り、学ぶということを楽しませるのが巧いよね。このシリーズは、良家のお嬢様の「わたし」視点で文化風俗を楽しみながらも、時代背景からくる押し寄せてくる悲劇性をどこかしら感じ取りながら読むことになる。感性と知性、両面で楽しめる作品ですね。良い芝居に美味しい珈琲に本。ああ、至福だわ。と寛いでから明治通りをてくてく歩く。初めて歩く通りは楽しいな。古書 往来座で『坊っちゃん』の時代』関川 夏央, 谷口 ジロー 双葉社 を購入。吉行淳之介を数冊買おうかなと考えたが、財布にはもうお金が・・・。鬼子母神堂、鬼子母神通りを歩いて目白通りに出て坂下の路地をぶらぶらする。お寺が結構多いのね。お祭りもやってるや。鬼子母神通りに戻って分かりにくい路地を数分歩いて雑司ヶ谷霊園へ着く。もう真っ暗で人がいない中、泉鏡花永井荷風のお参りをする。都電雑司ヶ谷駅にでるとすごい大雨に。鬼子母神前から副都心線で新宿3丁目へ。伊勢丹地下ではああ、お金があればと溜息をつき、1Fのモンクレール ガム・ブルーの価格を観てまた溜息をつく。今日も、あいにくの天気のわりには良く歩いたな。