『ダークナイト ライジング』TOHOシネマズ海老名


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うーん、個人的には期待はずれかな。「ダークナイト」の続編というよりも「バットマン ビギンズ」の落とし前をつける話というのが今更感を漂わせている。キャラクターのミスリードも見え見えで、核爆弾をめぐる闘いというのもバットマンの物語としては似つかわしくない。ただ、個々のキャラクターの高潔さを感じさせる場面場面の力強さ、絶望から這い上がる高揚感溢れる展開はぐっとくるものがある。継承される希望というエンディングも好きだ。しかし「ダークナイト」を100点とすると60点くらいの作品なんだよな。