『野口哲哉展―野口哲哉の武者分類図鑑―』練馬区立美術館


山口晃の分かりにくい冗談ではなく野口哲哉の分かりやすい冗談(両方褒めてます)が具現化した展示と言うべきだろうか。シャネル、ロケット、ホバリング、赤備えにソファ、鎧のディティール、衣装の面白味、表情のリアリティ、サイズ感、工学的アプローチ、採集、ギミック、猫甲冑、立体化される作品の楽しさを最大限に伝えてくれる素晴らしい展示だった。屏風絵と立体作品の接続とかをもっと面白く見せて欲しい気もする。