(C)2017「散歩する侵略者」製作委員会
20:15~22:35
面白かった。人類乗っ取り古典的SFに現代演劇の言語感覚と黒沢清の虚無と微かな希望とホラー演出に最高の宇宙人俳優松田龍平を加えた黒沢清の映画としかいえないいつもの作品になっている。東出昌大牧師が松田龍平に愛を説くサイコ場面に笑った。周囲が飄々とした役者ばかりだったので、終始苛々した長澤まさみの感情と肉体のレイヤーが際立つ映画だった。
夕暮れにかかる虹を見た。
翌日が仕事の場合は映画を観ないという掟を破らざるを得ないほど公開映画の本数多すぎ+散歩する侵略者が土曜から1日の公開本数縮小し過ぎ+TOHOシネマズDAYでレイトショーなのにムビチケ使用しないといけない負け戦さ+週末の台風不安🌬。
いつも来る金曜日と比べるとひと気があまりないドトールで映画前の読書と珈琲。『インド夜想曲』アントニオ・タブッキ 訳 須賀敦子 白水uブックス を。
須賀敦子を読み直そうかなと最近思う時がある。