今日は夏の恒例温泉旅行。朝は空気がかなり抜けていた自転車を漕いで病院で書類提出受取を済まし汗だくで帰宅。ロマンスカーで『散歩の達人』読んでいたらお腹減ってきた。お昼は1時半頃の予定だったけれど無理だな。
『散歩の達人』特集は『目黒 五反田 白金』目黒のカレーではぺろり、お馴染みルソイ、火曜のみ営業DADA curry、南インドのシリ バラジが。不動前サルディーニャ料理ティスカリ、目黒インドネシア料理CABE、五反田ケニアカンバ族マシューコウズバッファローカフェ美味しそう。
新宿から上野駅へ。サンドイッチと珈琲の昼食。12時ごろに乗車、初めての北陸新幹線。初めてのグリーン車でわくわく。席が占領されていて狼狽えるが、子連れで両隣の席が取れなかったらしく前の席と変わって欲しいと説明され快諾。熊谷で元の席に。埼玉北部も散歩したいなぁ、一時期住んでいたけれど全く散歩というか観光しなかったんだ。旅先でビール呑みながら『旅先でビール』読む。
13時半ごろに上田駅へ。すごい雨☂️相変わらずもっている。池波正太郎『真田太平記』が大好きだった子供の頃に親に連れてきてもらって以来だ。霧が掛かった山々を眺めながらお目当の古本屋目指して歩く。
上田駅から徒歩15分の『BOOKS & CAFE NABO』へ。レトロな建物のなかはすごいオシャレだ。旅、本屋関連、絵本、外文、講談社文芸文庫はかなり好みなセレクト。バリューブックス運営なせいか、びっくりする値付けの本がある。
http://corporate.valuebooks.jp/nabo/
BOOKS & CAFE NABOで購入した『ウクライナ日記 国民的作家が綴った祖国激動の155日』アンドレイ・クルコフ 集英社、『いつも手遅れ』アントニオ・タブッキ 河出書房新社 が各300円だよ。信じられない価格。明日帰り際にもう一度行く。
本屋から駅まで少しだけ散策。長野にある白亜の教会建築にはどこも見惚れてしまう。中にも入ってみたいのだが。
上田電鉄で別所温泉へ。ローカル線に乗らないと旅気分が盛り上がらない気がする。山に囲まれた田園景色はどこもそんなに変わらないのだけれどね。別所温泉は山上の昔ながらの温泉地の風情で旅館もたくさんある。駅に着くと各旅館に送ってくれるバス🚌がある。これはかなり合理的だね。
別所温泉 上松屋旅館に着き15時くらいにお風呂へ。硫黄の匂いがする露天風呂で寛ぐ。マッサージをしてもらう。夕飯後、お酒が抜けるまでのんびり読書。23時頃にまたお風呂へ。
旅先に持って来た本は、都内近郊散歩の師匠格全国もの『旅先でビール』川本三郎 潮出版、日常の謎ミステリ作家で不動の一位な北村薫『遠い唇』角川書店、真田家に縁がある地でいつか読みたいと思っていた真田もの先駆作『真田騒動』池波正太郎 新潮文庫の3冊。旅館でのんびりと読む至福。
別所温泉でインスタ映えする宿に宿泊(友人曰くやりすぎで落ち着かないだろう)。思ったよりもホテルぽかったが宿の主が兜被って挨拶にきたり、そのエンタメ精神は「真面目が服を着た様な」とむかしから評される自分には心地良い。『真田太平記』全巻あるし、真田幸村クリアファイル貰った!
夕飯は『出陣 真田幸村』これは意外と美味しかった。焼物の地鶏真田丸と地産茸の奏龍朴葉焼きは上田大豆の甘い味噌が絶妙。林檎しゃぶしゃぶは生まれて初めて、ありじゃん!夏野菜と信州太郎豚のやわらか煮もトロトロなお肉が抜群に美味い。信州は、豚肉お味噌林檎が美味しいな。地酒『幸村魂』良い。
大人って良いよね。自分で稼いだお金で旅行して部屋で2時間かけて好きな音楽かけながら美味しい食事してお酒飲んで気が向いたら温泉♨️に入って。