1999-08-13から1日間の記事一覧

『狐罠』北森鴻 講談社

宇佐美陶子は"冬狐堂"を屋号とし、骨董業界にあって、店舗を持たず業者間に商品を流通させる"旗師"を生業にしている。 ある日、陶子は橘薫堂の主人橘に目利き殺しを仕掛けられ、贋作を つかまされる。 保険会社の調査員鄭富健から、国立博物館と橘薫堂の癒着…