ブンガクが描くべき青春と現代像を示している浅野さん。より物語としての普遍性を伴う作品として受け入れやすいと思われる。狭い空としか思えない抜けられない世界がある。そこから一歩はみだす人間だって特別な何かになれやしない。何かを目指さない低空の曖昧な感覚、何かを目指して落っことされて気づかされるリアル。いつまでボクはこの物語のキャラクターたちお同じだと感じる心底を持っていられるのだろうな。
- 作者: 浅野いにお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/12/05
- メディア: コミック
- 購入: 21人 クリック: 383回
- この商品を含むブログ (748件) を見る