『ロシアン・ドールズ』日比谷シャンテシネ

スパニッシュ・アパートメント』から5年後が描かれた作品。グザヴィエのダメップリ女遍歴と仕事上の理想と現実のやるせなさをセドリック・クラピッシュ監督ならではの(ボクの中では素敵かつおちょくっていると感じる)演出方法で見せていく。前作の余韻あるラストが台無しといった感も確かにありますが、作品は楽しいです。恋の現実と理想化した恋とのギャップやパートナーとは?という問いかけ。同世代ならではの共感で観られます。これはシリーズとして今後もやってもいいかもしれませんね。