『時をかける少女』テアトル新宿

筒井康隆の名作「時をかける少女」の劇場用アニメーション。続編的な作品ですね。
これは素晴らしいっ!夏に体験できる素敵なジュブナイル映画です。
主人公の真琴がタイムリープの力を手に入れ、自分の欲望や都合に合わせて能力を使いまくる序盤から、痛みや軋みが出てくる中、なんとか周りの大事な人たちの幸福に繋がるようにと能力を使う中盤、大事な人の想いや未来を踏みにじってしまった後悔と取り戻そうとするラストの疾走。戻らない夏の景色と未来へ走っていく駆けていく少女の姿は、今の時代でも、今の時代だからこそ、のものかもしれません。とれも良い映画でしたっ。