『ひばり』シアターコクーン・オンレパートリー2007 シアターコクーン

松たか子は少年っぽい風貌と声でジャンヌを熱演。2幕目直後の異端審問官の神を頂点に置いた権力構造にとっての最大の異端は人間を語るもの「本当に恐ろしいのは悪魔なんかではなく、人間だ」のくだりには、カトリックの奥深さを認識させられる。かなりテンポ良くジャンヌが語っていく舞台ではあるがそれでも3時間半くらいか。良い舞台でした。