五反田団『偉大なる生活の冒険』こまばアゴラ劇場


グレート生活アドベンチャーの舞台化かな。ポツドールチェルフィッチュも通ったテーマでSEXを介在したり、都市構造を切り取ったりしてきた前者の劇団と違ってこちらはあくまでアパートの一間。まあどうにかなるさ的な諦観が自嘲的な笑い(ラストの前田さんの)に到達するのが今の五反田団。正直、ここまで来るとひとつの到達点という気もしないではない。次の新国立劇場の戯曲がどうなるのかと興味を持ちつつ待ちたい。