『イースタン・プロミス』横浜シネマリン


ロンドンのロシアンコミュニティの灰色の世界観に、虚無感を感じさせるヴィゴ・モーテンセンと悲壮な表情のナオミ・ワッツが良く似合う。基本的に任侠的物語であるが、ヴィゴ・モーテンセンが演じた男が何故この生き方を選んだのかなど語り過ぎないストイックなデヴィッド・クローネンバーグ監督の語り口がとても好み。