『宮廷画家ゴヤは見た』109シネマズグランベリーモール


ゴヤといえばナポレオン戦争の時代を連想していたので、冒頭からゴヤが描いた異端審問官と異端審問で捕らえられる少女のエピソードが紡がれていくのに驚いた。考えてみれば、スペインは対ムスリムの最前線だもんな。醜い権力者、激動の時代の自由闘争、数奇な運命をたどる男女を観察者としてのゴヤとして描いた作品。