東京国際映画祭 アジアの風『モーツァルトの街』TOHOシネマズ六本木

監督:チョン・ギュファン

日本で見る韓国映画はアーティスティックな映画でもどこかしらファンタジックな要素があるけれど、これは対極にある底辺の徹底的なリアルが描かれている。とはいえ、底なしに感情を引き摺りこむものではなくトーンにはどこか優しさがある。ティーチインでは、プロデューサーが若くて可愛い女性だったのでおっさんたちが質問しまくっていた。反応、わかりやすすぎっ!監督(おっさん)が対抗してか最後は女性に質問して欲しいですという展開になって笑った。