1月の読了本

  1. 『シマロン・ローズ』ジェイムズ・リー バーク 講談社

シマロン・ローズ (講談社文庫)

シマロン・ローズ (講談社文庫)

主題歌

主題歌

めぐりあいし人びと (集英社文庫)

めぐりあいし人びと (集英社文庫)

戦時中、中村真一郎や彼らのような文士たちが暗号文解読とか本人たちもよく分かってないのに従事しているエピソードとか、上海で李香蘭の護衛を一時期していたとか、ソルジェニーツインにテストをされたのではないか、カストロの演説、サルトルなどもう歴史上に人物といって良い人たちのエピソードが淡々と語られていて面白い。
ナショナル・ストーリー・プロジェクト〈1〉 (新潮文庫)

ナショナル・ストーリー・プロジェクト〈1〉 (新潮文庫)

神を持つ人たちはやはり偶然の受け止め方も一味違うと思える作品だ。時々餌をやっていた犬が12匹の子供を産み施設に捕らえられてしまったのを助け出して森に放す。彼が餌をやりに行くと白狼のような姿で子供たちを従えて森から出てくるといった場面は、その情景が見事なほど浮かんできて市井の人たちがこんな物語を持っているのかと思うとすごいなあと感心してしまう。キャスターがキャリアの転機に出会うタイヤが降ってくる話も良かったなあ。まだ序盤、2巻もあるし楽しみだ。
お・り・が・み 天の門 (角川スニーカー文庫)

お・り・が・み 天の門 (角川スニーカー文庫)

探偵伯爵と僕 His name is Earl (講談社文庫)

探偵伯爵と僕 His name is Earl (講談社文庫)

銀世界と風の少女 (一迅社文庫 ま 1-1)

銀世界と風の少女 (一迅社文庫 ま 1-1)

カンピオーネ!〈2〉 (集英社スーパーダッシュ文庫 た 9-2)

カンピオーネ!〈2〉 (集英社スーパーダッシュ文庫 た 9-2)