渋谷〜五反田〜多摩川〜武蔵小杉

連休2日目はメンズEXで連載されていた「僕の散財日記」松任谷 正隆 を読みながら田園都市線でのんびりと渋谷まで。映画前に松濤を散歩する。ほんと良い家が多いよなあ。マンションのデザイン性も比べ物にならない感じ。そのまま富ヶ谷のフレンチカレーの店でお昼でもと思っていたのだけれど、今日からGW休業。目星を付けていた店も軒並み休みだったので、いつもの店でトマトと生ハムのペペロンチーノ。『レイチェルの結婚』ル・シネマ を観る。なんとなく大崎まで出て眺めのいいエクセルシオールで「風に舞いあがるビニールシート」森 絵都 を読み進める。短編の書き手としては森絵都は超一級の書き手だと思う。人が生きる上で抱え込むもの、感情の折り合いや場面への自己分析力、そして最後の行動まで作者が完璧にコントロールしている感がある作品。レミィ五反田に初めて行く。カフェもブック1stもあって良いなあ。東急池上線にのって今後の散歩に良いところないかなと景色をしばし眺める。蒲田に着き、そのまま多摩川線で多摩川まで。川の反対側にあるビル群が何だろうと気になったので散歩を開始。丸子橋で空が広いなあとしばし放心する。ふと我にかえると同じく空を見上げていた少年と目が合いお互い共犯者めいた笑みをかわす。しばし歩くと賑やかな新丸子商店街に着き、古本屋で『麦ふみクーツェ』いしい しんじ 新潮社、『ビッグ・ノーウェア〈上〉〈下〉』ジェイムズ エルロイ 文藝春秋 やコミック数冊を購入。鞄が重い。目的地の高層ビル群にたどり着いたら武蔵小杉のマンションやホテルだった。駅の構造がかなり不便な気がしてマンションとか結構孤立気味?という感じを受けた。定食屋とかが見当たらなかったので駅のガストでチーズハンバーグの夕飯をとり、各駅で菊名に出て町田まで。眼鏡を受け取り、タワレコでThe Pains of Being Pure at Heart/The Pains of Being Pure at Heart を買って帰宅。今日はよく歩いたな。