新宿・六本木

3/19、早く目が覚める。良い陽気だ。震災後初めて電車に乗る。カサビアンを聴きながら準急でのんびりと新宿まで。やはり人が少ないな。ピカデリーは初めて。席を取って靖国通り向かいのミスドでお昼をとる。『アレクサンドリア』を観る。鑑賞後に伊勢丹メンズを覗く。B1の靴コーナーは盛況、他は空いていた。美術館の前売り券をいくつか買ってから乃木坂へ。ミッドタウンガーデンの穏やかな景色の中にある21_21 DESIGN SIGHTへ。「倉俣史朗エットレ・ソットサス」展を観る。良い展示だった。ミッドタウンのインテリアファブリックの店を廻る。WISE・WISE toolsで「山岡 進 街並はがき 第1集」 を買う。食器もほしいなあ。中目黒・横浜経由で実家へ帰宅。横浜駅は帰宅ラッシュ。18時でほんとにすべて閉まってしまうんだなあ。
3/20、午前中は家でのんびりと過ごす。母と妹の顔も見れてほっとした。防災グッズは完璧でさすが我が家の女性陣はしっかりとしているなと感心する。109へ行くと大行列、これは駄目だと映画を観るのを諦めてTSUTAYAで中古DVDをあさる。ブルーレイも¥1000のがあるとか信じられないほど安くなったよな。小倉山カフェで『虹の彼方に (講談社文庫)』池澤 夏樹の政治的コラム集を読む。原発に関しての記述もいくつかある。「幸福の適格者」に、チェルノブイリから180キロのところにある村の生活を追うドキュメンタリー映画「アレクセイの泉」についての記述がある。若者が放射能を避けて出ていった村には55人の老人と一人の軽い障害者である青年が住んでいる。

老人であること、障害者であること、汚染地域であること、などはいわば周辺の事情であって、中心の輝きはそんなことによって曇らない。輝きの象徴として泉がある。
池澤夏樹は、彼らは天然の幸福の適格者なのだと結んでいる。
クイーンズスクエアのいつものショップを廻り、サンクゼールでイカスミ&トマトのパスタソースとクルミのバターを購入。この停電生活ではパスタやリゾットの食事が増えると思うんだよね。町田へ戻りユニクロで+Jのシャツジャケットを買い、本屋で思い切り散在し、KitchenKitchenで雑貨を買う。はあ少しすっきりした。