『トゥルー・グリット』新宿武蔵野館


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ハリウッドでの最近の西部劇リメイク作品は好みの作品が多い。少女マティの理知と抜け目なさ、保安官コグバーンの悪党への酷薄さと酔いどれ親父のユーモアをエピソードに巧く織り込んでキャラクターを際立たせている。作品としての印象は、ハードボイルドな原型にコーエン兄弟のブラックユーモアを加え、スピルバークのロマン性を少々添えたものといった感じだ。