2011-04-02 パルコ・プロデュース公演「国民の映画」 PARCO劇場 play 終演間際に地震。動じず演じる役者の方々はスゴイなぁと感心する。 キャラクターたちの会話によるアンサンブルの楽しさに笑いつつ観ていると、ある一言によりナチスの本性が露わになり、心を一瞬にして凍りつかされる。映画を愛するゲッペルス、草木虫を慈しむヒムラーが平然とユダヤ人の排除政策を語り出す。公人としての非人間的な冷徹さのギャップは、芝居ならではのある意味カタルシス。