鎌倉




前日は実家。バスで大船へ出る。道のりの景色の変わりなさ、駅に着くと見える大船観音も懐かしい。少し町をぶらつき、ブで文庫本を買う。結構久しぶりな鎌倉へ。随分変わった小町通りを歩いて神奈川県立近代美術館へ。「開館60周年 近代の洋画 ザ・ベスト・コレクション」を観る。ドルチェ ファール ニエンテで遅いランチを取る。『儚い羊たちの祝宴米澤穂信 新潮社 を読む。邪悪で美しいミステリ連作集。真夏の日差しの中、由比ガ浜方面へ歩く。もう汗がすごいことに。観光客もいない静かな町並みを堪能する。特別展 米原万里展「ロシア語通訳から作家へ」鎌倉文学館 を観る。緑の木陰は別世界のように涼しい。扇風機の音だけが響きわたる静かな空間で作家たちの息吹に触れる。此処に古本屋があれば、つい色々買ってしまうと思うんだ。建物も庭も眺められる景色もほんと素敵なところだ。由比ヶ浜駅から江ノ電に乗る。10代の頃ほんとよく乗ったものだ。藤沢のカフェでまた読書。今日は良く歩いて汗をかいたなあ。2㍑くらい水も飲んだ。