『はじまりは国芳-江戸スピリットのゆくえ』横浜美術館


歌川国芳の『源頼光公館土蜘作妖怪図』は観てるだけでご飯三杯と妖怪八匹は喰べられるくらい好き。歌川芳盛(一光斎)『人皇七十五代崇徳院の帝保元平治の合戦に諸侯揮集し御味. 方仕参着之図』この個性あふれるキャラクター群像!此の儘漫画として読みたいよ。歴史画の人物や出来事の取り上げ方を観ていると、日本人の好みや感性は江戸の頃から変わらないのではと改めて思うね。幕末期が加わっただけだろ。月岡芳年もやっぱりすごいなあ。雪月花をまとめて観ているとこの世界はなんて粋で風流なんだ、素敵すぎるぜ。と感じてしまう。伊東深水美人画は土下座して付き合ってください!と頼むレベル。鏑木清方は観ているだけで畏れ多いです。