『水彩画 みづゑの魅力―明治から現代まで―』平塚市美術館


萬鉄五郎《砂丘の富士》1923年頃(岩手県立美術館蔵)
「水彩は長編ではなく詩歌だ」とは言いえて妙だなと思える詩情を感じる大下藤次郎の作品群から村山槐多のどろどろの溶岩のような作品への流れが好きだな。山口晃、竹中美幸、北村佳奈と水彩の百年の歩みをたどれるのも楽しい。