千葉駅・土気

『回送電車Ⅳ 象が踏んでも』堀江敏幸 を読みはじめる。もしかしたら彼に一番近い作風の作家はシーラッハなのではとふと思う。土気駅へ。暑さで身体がとけそう。土気駅前は小さなモール。開放感のある新興の住宅地を抜けると公園と森が連なる。家から3時間かけてホキ美術館へ到着。『ホキ美術館』素晴らしい美術館!久しぶりに楽しくワクワクして館内を廻れたよ。地上1階地下2階にギャラリーが9つあり、緩やかなカーブを描いた回廊はひとつの窓に向かっている。展示物の下の微かな彩光がとても暖かなものを作品に加える。向性スピーカーとクッションで作品と一対一で向き合えるギャラリーや、天井の高いホールに様変わりするギャラリーもある。アイデアと動線の設計が素晴らしいね。行って良かった。館内も撮影できればなあ。ランチは美術館併設の『はなう』ランチコース。トマトソースとチーズのコンビネーションが良いサラダ、トロトロのひよこ豆のスープ、ホタルイカのタリアーニ、デザート、珈琲で2100円。なかなか美味しい。予約して行った方が良さそう。昭和の森へ。緑を堪能したくてふらりと寄ったらエライ広くて1時間さまよい歩く羽目に。サイクリングコースがあるので自転車が多い。子供達がよく転ぶ。テントを張っていたりして、確かにここなら一日中過ごせるなと。山を降り池に出て湿地帯を歩きと、毎年恒例美術館後はアウトドア擬きになる。ノーザンイングリッシュブラウンエール、デッドガイエール を飲む。バーディーホテル千葉宿泊。