松本

休日、青空、見知らぬ風景、珈琲、雑誌と文庫本。これだけで満ち足りている。持ってきた文庫本は梨木香歩『不思議な羅針盤』。僕にとって羅針盤となる作家は梨木香歩池澤夏樹堀江敏幸といった方たちでそれぞれ、自然科学・政治・人文学周辺への思考の案内者である。松本へ。10年ぶり4回目である。松本城方面に歩き、蕎麦屋で昼食をとり、うら町を抜け、松本市美術館へ。水路の音と鳥の奏でる音色、山々に囲まれたコンパクトな街は、モダン建築と蔵の名残を感じる家屋が多く非常に楽しい。松本城天守閣に2回登ったのでパス。味のある呑み横丁を発見。松本市民芸術劇場はいつか行って観劇してみたいな。扉温泉 明神館宿泊。