『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』新宿シネマカリテ

f:id:kidou:20190202013023p:plain
f:id:kidou:20190202013038p:plain
f:id:kidou:20190202013058p:plain
f:id:kidou:20190202013128p:plain
f:id:kidou:20190202013152p:plain
f:id:kidou:20190202013239p:plain
f:id:kidou:20190104144857p:plain



(C)2016 REBEL MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.


スノッブなNYの生活、父への反抗心、文学への野心、物語ることを教授に学び作家としてたつ。ホールデンを語ることで乗り切る戦争、PTSDを抱えつつ至る『ライ麦畑でつかまえて』。成功後にも残る苦さと孤独。誰に物語るか?その答えが心に響く映画。今年一番好きな作品だ。ニコラス・ホルト演じるサリンジャー、彼が到達する物語ること、平穏、救いの先にある孤独がとても苦い。師事するバーネット教授を演じたケヴィン・スペイシーがまた良い演技。序盤のシニカルさ、最後に見せる矜持とかけられなかったホルトの表情。最高だ!



金曜日は都内で打ち合わせが三箇所で三連続。脳内疲労がすごい。外に出たらまた強風で極寒。新宿へ出てシネマカリテで『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』の席を取る。1日なのでギリギリだった。『珈琲西武』で西武カレーと珈琲と読書。この間買った『紙のプールで泳ぐ』片岡義男 読む。

f:id:kidou:20190202013350p:plain
f:id:kidou:20190202013442p:plain
f:id:kidou:20190202013607p:plain

満席のシネマカリテで『ライ麦畑の反逆児』を観る。はあ〜無理してでも観て良かった。家にあるサリンジャー著作を探してまた読もうと思う。帰りのロマンスカーでも陶然と脳内で振り返っている。