上野~谷中~西日暮里・有楽町

木曜日。出勤すると衝撃的な知らせが。仕事は今日で山を超えた感があるので明日は有給を取ることにする。髪を切りスッキリ。自転車を飛ばして過去最短で駅につく。

金曜日。有給で休み。快晴で気温も20℃と最高の陽気。東海道線に乗ると10時台でも激混みで東京駅まで立ちっぱなしで疲れた。上野駅へ。美術館で途中力尽きるので今日は早めにお昼を取ることにする。アメ横近くで居酒屋ランチ。健康に留意しないとと身につまされることがあったので魚定食にする。


国立西洋美術館へ。『憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷』を観る。これは素晴らしかった。ブルターニュテーマの主題と派生するもの。モネ、ゴーガンからドニのナビ派黒田清輝日本画への到達。単純に好みの作品も多かった。良い展示を見られた。



国立西洋美術館の常設展の新規収蔵作品を足早に観る。2時間半滞在で疲れた。朝の立ちっぱなしがこたえたなぁ。



上野恩賜公園は修学旅行の子たちがあふれていた。今はGWにあるのかあ。


いつも行く黒田記念別館の上島珈琲店には入れて助かった。読み終えた『流星シネマ』吉田篤弘の余韻に浸りつつ、今日からは『嘘と正典』小川哲 を読み始める。珈琲と好きな本と窓から見える緑の景色で心休まる。

谷根千方面へ歩き数年ぶりに『古書 木菟』へ。相変わらず好みの本が多すぎる。とはいえ本を処分中の身ゆえ2冊だけ購入。『聖者の行進』堀田善衛、『乞食王子』吉田健一。外文は欲しい本が多すぎて絞れない。近所にあったら破産しそう。

谷中墓地方面へ久しぶりに歩き西日暮里駅に出る。


思いつきで有楽町に赴き『若き仕立屋の恋 Long version』を観る。官能と叙情とフェティシズム。見せるものと見せないもの、そのショットの数々に王家衛の凄みを感じる。

東京駅から横須賀線で帰宅。運悪く武蔵小杉駅まで座れず。今日は疲れた。