Stitch by Stitch ステッチ・バイ・ステッチ 針と糸で描くわたし 東京都庭園美術館


針と糸を表現の媒体にしている日本の作家たち8組(秋山さやか、伊藤存奥村綱雄清川あさみ、竹村京、手塚愛子、ヌイ・プロジェクト、村山留里子)のアートワークの展覧会は思ったよりもこの建物に違和感なく嵌っていて面白かった。一番好みなのは清川あさみで、女性のコンプレックスをテーマに女性画や人体や植物にビーズと刺繍で彩った作品で小宇宙的な世界観がとっても良かった。久しぶりに庭園のベンチに座ってしばしのんびりと庭を眺める。学生時代はほんと良く来たところだけどこの庭は、飽きないよな。

  目黒〜白金台〜広尾

朝起きたら久々の快晴で張り切って洗濯、ヨガ。しかし外に出たらまたも雨が。渋谷に着くとまた晴れていて妙な天気やな。SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERSに寄って『創造者』J.L. ボルヘス 岩波書店花椿を買って、なか卯でミニ牛丼をかっこんで『それでも恋するバルセロナ』ル・シネマ を観る。映画後は、目黒へ。HMVGRAPEVINE/Twangs、Cut (カット) 2009年 08月号 [雑誌] を購入。Cut、本屋でない場合はやっぱりレコード屋だよな。カフェで「きつねのはなし」森見 登美彦 相変わらずの京都幻想譚と、Warpの渋谷特集を読み進める。涼に惹かれてカフェにひっきりなしに人が入っていくのを見るのは面白い。何となく気が向いてそのまま近くの「Stitch by Stitch ステッチ・バイ・ステッチ 針と糸で描くわたし 」東京都庭園美術館 を観ることにする。目黒通りを歩いて白金台に出る。うーんハイソ、でも閉店している店舗も目立つな。道路が広くて開放感がある外苑西通りを歩いて明治通に出る。マンション群のなかで盆踊り大会をやっているのを観ると日本人って原風景というものをそう簡単には忘れないものなんだろうなとか思ったりしながら広尾に出る。商店街の店を冷やかして夕飯は餡蜜屋にしようかなとか思っていたら銭湯があったので、一息入れることにする。銭湯なんてえらい久しぶりで京都以来な気がする。お湯がどえらく熱くって5分もたたずに湯船を出て冷水を浴びて気分良く銭湯を出る。隣の焼き鳥屋でビールと焼き鳥と冷や奴の夕飯をとる。はあ、散歩してお風呂入ってビール飲むだけでこんなに幸せを感じるなんてやっぱり夏って良いよなあ。中目黒菊名経由で町田に出てGAP、ブ、ソフマップ、無印とハシゴする。クロップドパンツ、ピンクのボーダーTシャツ、ストール、ファンタシースター ZERO、The Rolling Stones /Singles Collection: The London Years、『ポトスライムの舟』津村 記久子 講談社、『彼女のいる背表紙』堀江 敏幸 マガジンハウス を購入。出たばっかりの堀江さんのエッセイ単行本が500円で買えたので嬉しいな。