『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』1〜26巻 ゆうきまさみ 少年サンデーコミックス

久しぶりに読んでしまった。チョード学生時代に競馬を始めた頃と重なって連載が始まった作品。競馬仲間たちとは北海道に行って行き倒れて美人4姉妹がいる牧場で拾われていつかダービー馬を作ろうと何度誓い合ったことか。学生時代のロマンシチズムとリアリズムを行ったりきたりする日常がこの物語が描く馬産地と競馬界、それに携わる生産者、その生身の生き方のリアリズムと物語性から生まれる馬への浪漫と人の恋というものへのロマンチシズムに絶妙に絡み合った気がする。まさに青春のバイブルというべき本。やっぱりあの頃、みんな一人一人北海道に旅立つべきだった?今頃ダービー馬を作れていたかも?なんて夢想する。