『フランキー・ワイルドの素晴らしき世界』シネ・アミューズ

イビサ島の架空の天才DJの絶頂と難聴による挫折、そして復活劇までをドキュメントタッチで描いた作品。
これは期待以上の出来でしたっ。クラバーの聖地イビサの歓楽にまみれた導入部。難聴をごまかして続けた挙句転がり落ちていく中盤。音の本質を視覚と振動で捉えてミュージックとした復活劇の後半。全編の流れが澱みなく気持ちいい後味もなかなかのもの。