『桐島、部活やめるってよ』横浜ブルク13


(C)2012「桐島」映画部 (C)朝井リョウ集英社
ひとりひとりの感情が浮かび上がっていく様を見られる映像は素晴らしかった。物語の中心になる人物が不在だからこそ、10代の滑稽さ、苦み、残酷さがより感じられる。好きなことに生きられる不格好さが実は格好いいこと、己の空虚さに気付くこと、全てが愛おしいね。