『チューリヒ美術館展』国立新美術館


9月25日(木)〜12月15日(月)
素晴らしい!フェルディナント・ホドラーギリシャ的シンメトリーが退けるもの・近景遠景のリズム・モダンダンスに通じる肉体所作は圧巻。構成も好みだった。セガンティーニの退廃にはじまり、ボナールの歌い出す健やかな群像、ヴァロットンの冷気と世界の色気、ドイツ表現主義のマックス・ベックマンの哲学思想が滲み出る作風、クレー、カンディンスキーが奏でる色彩・形・線にのり、シャガールの幻想と魔が闊歩する想い出と愛の世界へ。