(C)2016「オーバー・フェンス」製作委員会
18:15〜20:20
素晴らしい！絶望や苦悩を抱えた行きどまりの大人たちの愛と微かな光という佐藤泰志の函館舞台作品が山下敦弘の惚けた優しさをmixしたことで、人生はとてもツライ、でもとてつもなくヤサシイが世界を包み込んだ映画になった。オダギリジョー、諦観を抱えながら世間と折り合いをつけ孤独に生きる年齢相応のリアルな演技は『ゆれる』以来のベストアクトでは！蒼井優の壊れた女、僕のトラウマを刺激しつつ、ファンタジーを落とし込んだ心を掴み取る演技！今年の日本映画はどうなっているんだ！はまだまだ続く。山下敦弘作品でも一番好きな映画になるかも。函館行きたいな〜。唐揚げ弁当にビール二本を軽やかに再現した私は明日あたり蒼井優に出逢えるに違いない。せめて蒼井優を思わせる物体に。アオイ何かしらに
