1999-08-10から1日間の記事一覧

『木曜組曲』恩田陸 徳間書店

耽美派女流作家の巨匠、重松時子。彼女が薬物死を遂げた夜に、その場に居合わせた時子と縁の深い女五人は、彼女を忍ぶために、毎年、〈うぐいす館〉に集まっている。そして、今年は4年目。 五人のたわいのない会話は、謎のメッセージをきっかけに、時子の死…