『ラビング 愛という名前のふたり』 アミューあつぎ映画.comシネマ








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なんて誠実で美しい映画だろう。ジェフ・ニコルズ監督は自分の心にあるアメリカの原風景を再現し続けている。今作は異人種間の結婚というテーマを不穏の通低音はあるが、ごく普通のふたりの日々として丹念に誠実に描いていく。土台に積み上げる愛・家族・生活。米国南部に生きる登場人物たちの狂気や稚気を物語の核に添えてきたイメージから一転、誠実さで突破したことに成熟を感じる。そして共通する強固なテーマのホーム。離れる、住む、建てるということ。丹念に積み重ねられた愛の物語に涙が……。

12:35〜終14:42/17:30〜終19:37

 『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』TOHOシネマズららぽーと横浜










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傑作過ぎて震えが止まらない……。ナタリー・ポートマンが演じたジャクリーンが演じた大統領夫人、シニカルな批評性と政治性を持った登場人物たち、歴史の亡霊、ケネディ家の悲劇の予兆、リンカーンキャメロット。冬の亡霊たちのドキュメントホラー。正直、こんな怖い怖い思いながら観た伝記映画は初めて。家族をアメリカを歴史を喪う象徴として描き、感情・批評・政治・時・歴史の多層性を現した映画。個人的に『コズモポリス』以来の衝撃。パブロ・ラライン監督作品初めて観たよ。過去作観る!


16:55〜18:45

 成瀬・恩田川桜散歩・本厚木・鴨居

昨日の企画却下が悔しかったのか、あーっと予定より2時間ほど早く起きてしまう。今日はCOMING SOONのキャラメル色ジャケットを着て散り際の桜を観に出かけることにする。

晴天の気持ち良い四月五月のうちに歩きたいね。

横浜線成瀬駅へ。町田市の恩田川の桜はまさに吹雪の様に散っている。道に敷き詰められた花びらの感触と川に流れる景色を堪能する。気持ち良いなあ。

犬の散歩、桜と川をバックに人形を撮る人、アオザイを着て撮影をしているベトナム人の若い子たち、はしゃぐ幼児、鉄塔と桜。

桜並木が終わったので田園都市線つくし野駅へ向かって歩く。10分ほどで車庫に出る。壮観な眺めだ。住宅街をしばし行くと有名なカフェ『サンス エ サンス』がある。開店まで30分もあるので今回は諦め映画へゴー。

本厚木でカツカレーをダッシュで食べる。映画を見て珈琲と読書。

鴨居へ行ってダッシュでららぽーとへ。

映画後は本屋、駅前のカフェ。今日からは『鳥と雲と薬草袋』梨木香歩 新潮社、再読『太陽・惑星』上田岳弘 新潮社(持ち歩き用に2冊持っているくらい好き)、『花のベッドでひるねして』よしもとばなな 幻冬舎文庫 を読み始める。すごく久しぶりに『GINZA』を買ったわ。銀座特集読む。20時半に帰宅。