『ジェイン・オースティンの読書会』ル・シネマ


オースティン作品の読書会をめぐる作品。読書会のメンバーの個性と人生に起こる出来事とをオースティンのそれぞれの作品に巧く絡めてロマンスの仕立てている。読書会のメンバーにSFオタクの青年を加えたのがまた巧い。『闇の左手』を薦めたり、オースティン作品の解説にスターウォーズの比喩を取り入れる件なんかは最高。良質な映画だと思う。