『石田徹也展−ノート、夢のしるし』平塚市美術館


(石田徹也《飛べなくなった人》1996年、静岡県立美術館蔵
無機物・公共物・廃品の彩りを帯びたものと融合した人の作品は、毒とユーモア、社会性、そのメッセージから広告に使いたくなるのも良く分かる。2000年頃からの、個と社会の対峙の作品から、緑や子供、複数性の視線などの作風変化をダイレクトに追えるのがとても良かった。初期のラフスケッチやアイデアノートを観られるし、良い展示だと思う。