『スモーク』恵比寿ガーデンシネマ





(C)1995 Miramax/N.D.F./Euro Space
観た当時大人の男たちって良いなあと思ったのだが、歳を重ねても大人の男たちって良いなあとクリスマスエピソードの語りを観てしみじみと感じた。タバコ屋の主人、妻を亡くした作家、父を探す少年を繋ぐタバコの煙と写真。NYの寓話と大人のウィットと苦い親子たちを最高の役者が演じる。ポール・オースターの幻想の小説とはまた違うブルックリンのリアルとウェットな脚本。毎日同じ時間同じ場所で撮られる写真。変わりゆき動き続ける人間関係。時を意識した映画でもある。本屋店員のメアリー・B・ワードが可愛いんだよね。鉤爪眼帯のパイレーツ要素って何だろう?

12:40〜14:45/15:05〜17:10/17:30〜19:35/19:55〜22:00