『マッチポイント』恵比寿ガーデンシネマ

前半の主人公の上流社会への駆け上り方の描写はとても良いですっ。しかし後半、野心と愛欲は両立しないというテーマの描き方があまりにも安易かつ主人公の浅はかさにかなり頭にきました。ラストの描写では、それでいいのか?という感じで映画館がざわついていましたものね。ミューズとして飾るような位置におく監督が多い中、スカーレット・ヨハンソンを攻撃的な女性像として描いたのがチョット新鮮かもしれません。ヒステリックすぎるけど。