2006-09-23から1日間の記事一覧

 『記憶の棘』シャンテシネ

最初にネタばれ的ヒントがあるので、核心はなんとなくわかりつつ見ることになる気がします。それでもある女性の告白には、愛というものは個々人の主観でしかないのかと、それぞれが語ってきた愛に虚しさを感じさせます。なんともいえない後味を感じる作品で…

 『トリノ、24時からの恋人たち』ル・シネマ

これは良いですねっ!映画博物館という自分の王国で過ごしている男が想っていた女性を偶然匿うことになることから始まる三角関係を、語り手のユーモアや、映画が物語の奉仕していない時代-キートン映画へのオマージュを散りばめて描いています。自分の王国と…

『トリノ、24時からの恋人たち』/『記憶の棘』